2012年11月05日
昨日、京都イノベーションオフィスの入居者様が参加されている京都市民管弦楽団第86回定期演奏会に行って来ました。
場所は京都コンサートホール大ホールでしたが、空席はわずかで大変盛況でした。演目はベートーヴェンの序曲「コリオラン」作品62とドヴォルザークのチェロ協奏曲ロ短調作品104と交響曲第6番ニ短調作品60、そしてアンコール曲は同じくドヴォルザーク作曲のチェコ組曲ポルカでした。
毎日お仕事に励まれ、しかも趣味を芸術の域にまで高めていらっしゃる姿には頭が下がります。音楽の才のある方は本当にうらやましいです。我々も仕事オンリーになることは無いように、趣味を持ち芸術の秋を堪能したいものです。
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2012年11月04日
先日、利用者様より

郵便局の場所を尋ねられたので、今後こうしたお問い合わせにわかり易くお答えするため、京都イノベーションオフィス周辺地図を作成しました。
そして改めて気付いたことは、このシェアオフィスのある場所は本当に便利な場所で、特に京都の金融機関は総て集約されており、東京で言うならば日本橋兜町の様な金融街であるということでした。
まず地元の銀行である京都銀行、京都信用金庫、京都中央信用金庫は本店が徒歩圏にあります。大手都市銀行の支店は総て徒歩5分以内、大手信託銀行、関西圏の地方銀行の支店、新生銀行や外銀のシティバンクの支店も総て徒歩10分以内です。中でも嬉しいのは政府系金融機関である日本政策金融公庫の中で、中小企業事業を扱ってくれる京都唯一の支店があることです。融資相談のための銀行巡りは簡単、その後も緊密な関係が築けそうです。また支払いの際、同一銀行で振り込めば振込手数料が数百円安くなりますので、支払い先が多数ある方は、ちりも積もれば山となるで、振込手数料の総額を随分節約出来ます。もちろん証券会社の支店も皆近くです。郵便物は中京郵便局のゆうゆう窓口で24時間扱ってもらえます。
四条烏丸界隈で用事が済むことに加え、どこへ行くのも交通が便利で時間の節約になります。タイムイズマネー、創業時従業員を雇う余裕が無い場合自分で総てやらなくてはいけないので、場所の便利さは譲れません。レンタルオフィスもシェアオフィスも、是非この便利な場所にある京都イノベーションオフィスをご利用下さい。
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2012年11月03日
京都市では現在KYOTOエコマネーの取り組みをしています。
マイボトルを用いて飲み物を購入するか、リユース可能な衣料品を持ち込むとKYOTOエコマネーをもらえます。エコマネーが10ポイント貯まると500円相当の商品と交換出来ます。
日本ではペットボトルを一人当たり年間約180本消費しているそうです。11月30日までイノダコーヒーやスターバックスコーヒーなどの参加店舗においてマイボトルで飲み物を購入するとKYOTOエコマネーを1ポイントもらえます。
また日本では毎年約100万トンの衣料品が廃棄されているそうですが、回収され使用可能な衣料品は東日本大震災の被災地支援や発展途上国への輸出、工業用雑巾への加工、バイオエタノール等の工業用燃料の生産等に使用されます。再使用可能な衣料品1kg毎に、やはりKYOTOエコマネー1ポイントをもらえることになっていました。しかし残念ながら、こちらは10月で終了しています。ただし毎年取り組まれている様なので、不要な衣料品は来年まで取っておきましょう。
10ポイント貯まると、京の旬野菜、授産製品、トラフィ京カード、動物園又は二条城の入場券に交換出来ます。エコに取り組んで、野菜やお菓子をもらえるのは嬉しいですね。是非エコに貢献して、ちょっとお得な気分を味わいましょう。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.kyotoecomoney.jp/
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2012年11月01日

京都イノベーションオフィスにほど近い室町通りの町家が取り壊されていました。鯉山町の町家(祇園祭の山を保存)のお隣です。この辺りはビルの方が多くなり、町家が残っていたとしても町並までは残っていませんが、ちょっと寂しいです。京町家は毎年約2パーセントずつ減少しているそうです。
補強のためだったのか雨漏り対策だったのか、隣のビルに残る町家の屋根のあとに哀愁を感じました。
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2012年10月31日
大丸の近くを歩いていたら、珍しいものをみつけました。パン売りのロバさんのメロディーが懐かしいロバのパンです。付近を歩いている人達の内で中年以上の方達が何人も、「あ、なつかしい、ロバのパンや。」と言って足を停めていました。
このパン屋の正式名称は株式会社ビタミンパン連鎖店本部というちょっと難しい名前で、昭和29年に京都でまんじゅう職人が創業したそうです。当時はロバではなく木曽駒という小型の馬で移動販売し、その後全国チェーンが150箇所も出来ました。時代の流れと共に馬は自転車に変わり、現在は写真の様な車で販売しています。
蒸しパンやクリームパンなどのパンの他、京都ではみたらし団子が人気だそうです。
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2012年10月30日
烏丸御池にある京都国際マンガミュージアムに行って来ました。ここは京都市と京都精華大学の共同事業で平成18年に開館した博物館的機能と図書館的機能を併せ持った文化施設です。先日ご紹介した京都芸術センター同様元は龍池小学校で、学校の施設をそのまま利用しています。次々に廃校となる小学校、本当に京都市内から子供が消えてしまったのですね。20年前に始まった京都市の学校統合により、小中学校62校が15校に統合されたとのことです。
保存されるマンガ資料は、明治の雑誌や戦後の貸本などの貴重なものや現在の人気作品、外国のものまで約30万点にのぼります。その内約5万冊の配架マンガは自由に手に取れるので、訪れた人達は部屋の中や廊下、階段の踊り場といった場所でひたすらマンガを読んでいます。特に外の人工芝の上に寝転がって読むのは気持ちよさそうです。
館内にはアニメーションに関する資料やキャラクターグッズの展示があり、ワークショップやセミナーなども開催されています。でも、基本はマンガを読みに来る所だと感じます。中には10冊ぐらい取り置いて、ひたすらシリーズ物を読んでいる方もいます。併設されたミュージアムカフェで軽食や飲み物も調達出来るので、京都市内でマンガ喫茶を開いても、とてもこちらに太刀打ち出来ませんね。民業圧迫ではないかと思ってしまいました。ただし、入場料は小学生は100円ですが、大人は800円です。でも、この入場料、11月2日(金)は関西文化の日につき無料となります。マンガを読みまくるつもりはないけれど、ちょっと中を覗いてみたいという方は是非この日に行きましょう。
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2012年10月25日
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祇園祭の後祭が再来年から復活することになりそうです。23日の山鉾保存会の会合で決まりました。
昭和40年までは山鉾巡行は八坂神社の神輿渡御に合わせて17日と24日の2回に分けて行われていましたが、翌昭和41年以降は17日に一本化されてきました。しかし、真夏に4時間半にも及ぶ巡行時間の短縮や集中する観光客の分散をねらい、神輿の露払いという祭り本来の姿に戻すという目的もあって後祭の復活となりました。
そして、この後祭りの先頭を行くのは、この京都イノベーションオフィスのある橋弁慶町の橋弁慶山です。我が橋弁慶山はくじ取らずの山であるため、毎回祭りの先頭を務めることになる訳です。前祭の長刀鉾と同じ役割ですね。ただし、後祭の山鉾はわずか10基と全体の3分の1以下、しかも山がほとんどで地味な印象、果たして盛り上がるのでしょうか?大丈夫です。何故後祭の復活が再来年かというと、この年幕末に消失した大船鉾が再建されて復活するからです。今生きている人はまだ誰も見たことのない大船鉾が後祭のしんがりを務めるので、盛り上がること間違いなしです。
橋弁慶山はこのシェアオフィスの隣のビルの前に建ちます。来年はまだ今までどおり山鉾巡行は17日のみのため、今京都イノベーションオフィスに入会されれば、これまでの祭と巡行が2つに戻ったあとの祭と2タイプの祭を間近にご覧いただくことが出来ます。祇園祭にあわせ、納涼会なども開く予定です。是非、入会をご検討下さい。
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2012年10月24日
現在、京都芸術センターでは「放下鉾と保昌山の美術工芸品」展を開催しています。各山鉾町が所有する祭りの道具や飾り類の美術工芸品を錺職人の技という観点から順に紹介されており、今回はこの橋弁慶町からも近い放下鉾と保昌山の美術工芸品の展示です。今年新たに制作された物もあれば、文政年間より使われている物もありますが、どれも保存状態が良く綺麗で、繊細な刺繍や手の込んだ金具類を間近に見ることが出来ます。
会場となっている京都芸術センターの大広間も、もともと明倫小学校の広間だった広い和室で、天井の豪華な造りなど一見の価値があります。ただし、こちらの展示は明日25日(木)まで。お急ぎ下さい。
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2012年10月22日
本日10月22日には祇園祭、葵祭と並び京都の3大祭のひとつである時代祭が催されます。時代祭は平安神宮の創建と平安遷都1100年を奉祝する行事として、明治28に始まった平安神宮の大祭です。桓武天皇が794年に長岡京から平安京に都を移された10月22日に毎年行われています。つまり、今日が京都の1218回目の誕生日ですね。
行列は明治維新から始まり、江戸、安土桃山、室町、吉野、鎌倉、藤原、延暦と遡り、8つの時代を20列2000名で構成します。著名な歴史上の人物が大勢登場し、京都の歴史を学べます。1万2000点におよぶ調度、衣裳、祭具も綿密な時代考証を重ね、京都の伝統工芸技術の粋を集めて復元されたもので、一見の価値があります。
行列は12時に京都御所建礼門前から出発し堺町御門、烏丸丸太町、烏丸御池、河原町御池、河原町三条と巡り、三条神宮道を北に進み平安神宮へと向かいます。この方面に来られる方は是非行列をご見学下さい。
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2012年10月21日
今週水曜日にまたシルクホールで映画の上映会があります。今回の映画は三船敏郎・石原裕次郎制作・主演の「黒部の太陽」です。
昭和30年代日本の電力不足を解消するため、関西電力が当時の資本金の5倍に当たる513億の巨費を投じ北アルプスの山中を貫くトンネルの掘削をし、、死者171人も出して世紀の難工事と言われた黒部ダム建設の物語です。石原裕次郎が遺言で「大型スクリーンでしか見せないでほしい」と言ったとされ、テレビでもほとんど放映されず、実に44年ぶりの公開です。 黒部ダムは今後250年は機能すると考えられている水力発電用のダムで、発電方法が議論される今の時期興味あるテーマです。収益は東日本大震災で被害に遭われた方々へ寄付されます。
開催場所は四条烏丸の産業会館8階のシルクホールです。上映は10月24日水曜日の10時からと14時からの2回のみです。途中15分の休憩をはさみ、全体で3時間30分です。
映画をご覧になった後は、産業会館から徒歩5分の京都イノベーションオフィスに是非お立ち寄りいただき、感想などお聞かせ下さい。
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