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伏見稲荷大社では、稲荷大神が稲荷山に初めて鎮座された711年2月の初午の日をしのび(今年は2月9日)、稲荷山の杉と椎の枝で作った“青山飾り”を本殿以下摂末社に飾りこの日を迎える習わしがあります。初午詣は福詣とも呼ばれ、前日の巳の日から参詣者が訪れ、商売繁盛・家内安全の御符が参拝者に授与されます。この志るしの杉をお参りに行かれた会員の方からいただいたので、ぷくに身につけさせて入口を守ってもらいました。

平安中期以降、紀州の熊野詣が盛んとなり、その往き帰りには、必ず稲荷社に参詣するのが習わしで、その際に稲荷社のしるしの杉をいただいて身体のどこかにつけることが一般化したそうです。当時京都から熊野までの旅には大変な危険が伴い、途中で命を落とすおそれもありました。そこで、熊野詣の人々は道中の安全を神々に祈願しますが、その時一番頼りにされたのが稲荷大神だったのです。

1159年には、平清盛が熊野参詣の途中、京からの早馬で夜討ちがあり御所が焼亡したという知らせを受け、急ぎ京へと引き返します。平治の乱の幕開けとなるこのような時でもやはりまず稲荷社にまいり、杉の枝を折って鎧の袖にさして六波羅へ向かったとのことです。

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